山梨大学
大学院 総合研究部 医学域
臨床医学系(産婦人科学)

顔写真
教授

平田 修司

ヒラタ シユウジ
Hirata Shuji

経歴

  1. 山梨医科大学医員 1990/04/01
  2. 山梨医科大学助手(産婦人科学) 1990/05/01
  3. 山梨医科大学講師(産婦人科学) 1992/08/01
  4. 山梨医科大学助教授(産婦人科学) 2001/03/01
  5. 山梨大学助教授(産婦人科学) 2002/10/01
  6. 山梨大学准教授(産婦人科学講座) 2007/04/01
  7. 山梨大学教授(産婦人科学講座) 2009/12/01
  8. 副病院長(安全管理担当) 2015/04/01

学位

  1. 医学博士 山梨大学 1990/03/23

教育・研究活動状況

 平成 28 年に策定された本学の「中期目標・中期計画」には、アクティブ・ラーニングを段階的の導入し自律的学習者を育成すると明記され、この方針に基づいてすでに大学教育センターを中心に AL の説明ならびに導入拡大の事業が実施されてきた。しかしながら、AL の重要な手法の一つである反転授業 (フリップト・クラスルーム、以下、FC) を例にとると、すでに大学教育センターが中心となって FC のための教材を簡便に作成する方法を確立され、それが全学に周知されているにもかかわらず、FC を積極的に導入している授業科目はまだ少数であるのが現状である。
 一方、研究申請代表者は、大学教育センターの指導の下、産婦人科の課外教育、臨床実習、ならびに、チュートリアルの産科と婦人科の全講義、に FC の導入した結果、FC によって教育効果は明らかに向上させることができることを実感してきた。したがって、本学の「中期目標・中期計画」に記載されているとおり、今後、可及的速やかに、医学部のみならず全学的に FC の導入が拡大されるべきものと確信した。今後、臨床医学領域の教育における FC の有効性を実証し、本学の臨床医学教育への FC の導入を促進する。

研究分野

  1. 産婦人科学 産婦人科内分泌学、ホルモン受容体、生殖生物学
  2. 産婦人科学 反転学習の導入とその実効性向上のための研究

研究キーワード

  1. 体細胞核移植、クローン胚、性ステロイドホルモン受容体
  2. 反転学習

研究テーマ

  1. 体細胞核移植技術を用いて作成した体細胞クローン胚の特性解析
  2. 反転学習の導入とその実効性向上のための研究
  3. 現在進行中の研究内容の中心は、性ステロイドホルモン受容体の遺伝子構造、性ステロイドホルモン受容体 mRNA の isoforms および variants、ならびに、性ステロイドホルモンに対する non-genomic 受容体の同定、である。また、配偶子に対する性ステロイドホルモンの作用機構ならびに子宮ならびに卵巣悪性腫瘍の発生・進展への性ステロイドホルモンの作用機構についても検討を進めている。

競争的資金等の研究課題

  1. 胎児期からのライフコースを考慮した、生活習慣病発症に関わる要因の疫学的検討 科学研究費補助金 基盤研究(C) 2018/04/01-2021/03/03
  2. 産婦人科教育への反転学習の導入とその実効性の向上のための研究 科学研究費補助金 基盤研究(C) 山梨大学 2017/04/01-2020/03/31  近年、わが国において新しい教育法であるアクティブ・ラーニング (以下、AL と表記) が導入されつつある。臨床医学領域の教育においては、以前より、チュートリアル教育ならびに臨床実習等、AL の手法が用いられてきたが、AL の手法の一つであるフリップト・ラーニング (反転授業、以下、FL と表記) を臨床医学領域の教育への導入に関する研究はほとんどない。  本研究の目的は、産科教育に FL を導入し、その費用 (労力を含む) 対効果を評価するとともに、より教育効果の高い FL 用教材を作成するための方法論を検討することであり、その遂行によって、臨床医学領域の教育における FL の有効性を実証し、わが国における臨床医学の教育に FL の導入の嚆矢となろうとするものである。
  3. 卵細胞質異常に起因する胚発生障害の治療法の開発に向けた基礎的検討 科学研究費補助金 基盤研究(C) 山梨大学 2015/04/01-2018/03/31 加齢卵由来の胚発生障害の主な原因は、加齢卵の細胞質の機能異常によるものと考えられているが、その「機能異常」の具体的なメカニズムについてはほとんど解明が進んでいないというのが現状である。それゆえ、加齢卵由来の胚発生障害に対する治療法として細胞質置換しか考えられていないのである。この加齢卵における細胞質の機能異常のメカニズムの解明が進めば、細胞質置換に依らない全く新しい治療法の開発に結びつく可能性がある。本研究は、加齢卵における細胞質機能異常のメカニズムをとくにMII卵細胞質内のミトコンドリア分布の制御機構に焦点を絞って解明することを目的とし、MII卵細胞質内のミトコンドリアの分布の制御に、紡錘体が重要な役割を果たしていることが確実であることから、さらにその制御メカニズムの詳細を検討する目的で本研究を計画した。
  4. 胎児期から出生後早期の環境が、小児肥満、成人の生活習慣病に与える影響の免疫的検討 科学研究費補助金 基盤研究(C) 愛知医科大学 2015/04/01-2018/03/31
  5. 単為発生胚由来のES細胞を用いた生殖細胞の再生についての研究 科学研究費補助金 基盤研究(C) 山梨大学 2014/04/01-2017/03/31 本研究では「雌性または雄性の単為発生胚由来の ES 細胞を用いて生殖細胞、以下、pES または aES 細胞) を再生させるための基礎的検討を行うことを目的としたのものであった。その結果、pES ならびに aES 細胞株を樹立し得た。また、この aES 細胞株の性染色体解析の結果、YY は存在しなかったことから、X 染色体が初期発生に必須であることがはじめて明らかになった。さらに、ES 細胞を生殖細胞再生のソースとする目的でより高品質な ES を樹立するための検討を行った。この結果、発生直後の胚内部のミトコンドリアの動態が、その後の初期発生に強く関連していることが明らかになった。

著書

  1. ヒト精子の形成と成熟 笠井 剛,平田 修司,星 和彦 - 近代出版 2017/03/01
  2. 子宮筋腫 大森 真紀子,平田 修司 - 南江堂 2016/02/01
  3. 臨床婦人科産科 大森 真紀子,平田 修司 - 医学書院 2015/05/01
  4. 子宮筋腫診療のすべて FUS 集束超音波治療 大森 真紀子,平田 修司 - 金原出版株式会社 2014/10/01
  5. 産婦人科専攻医研修の要点(ツボ)2013 平田 修司 - 山梨県統一産婦人科専攻医研修プログラム管理委員会 2013/10/01

論文

  1. 研究論文(学術雑誌) 共著 Association between time from cessation of oxytocin infusion for labor to delivery and intraoperative severe blood loss during cesarean section: a retrospective cohort study. Shinohara S, Okuda Y, Hirata S, Suzuki K. Journal of Maternal-Fetal & Neonatal Medicine 2018/09/09 1476-7058 10.1080/14767058.2018.1521798
  2. 研究論文(学術雑誌) 単著 凍結融解胚移植妊娠の分娩時異常出血に備えた当院の自己血貯血体制の検討 小川達之、笠井剛、奥田靖彦、大木麻喜、岡村彩乃、原口セリナ、端晶彦、平田修司 山梨産科婦人科学会雑誌 山梨産科婦人科学会 9/ 1, 6-13 2018/08/25
  3. 研究論文(学術雑誌) 単著 山梨大学医学部医学科の産婦人科の前講義への「反転授業」の導入 平田修司、深澤宏子 山梨産科婦人科学会雑誌 山梨産科婦人科学会 9/ 1, 2-5 2018/08/25
  4. 研究論文(学術雑誌) 単著 境界悪性の傍卵巣腫瘍の1例 都倉裕り、大木麻喜、大森真紀子、餅井規吉、渡邊弓花、深澤宏子、奈良政敏、中澤匡男、端晶彦、平田修司 山梨産科婦人科学会雑誌 山梨産科婦人科学会 9/ 1, 30-36 2018/08/25
  5. 研究論文(学術雑誌) 共著 山梨県内女子大学生を対象とした子宮がん検診受診勧奨事業 多賀谷光 、平田修司 山梨産科婦人科学会雑誌 山梨産科婦人科学会 8/ 2, 2-7 2018/08/01

研究発表

  1. 口頭発表(招待・特別) 不妊治療の現状と将来の展望 千葉県産科婦人科学会平成30年度秋季学術研修会(平成30年度千葉県医師会医学会第19回学術大会) 2018/10/27
  2. 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 最新の不妊治療と将来の展望 諏訪中央病院「ほろ酔い勉強会」 2018/09/19
  3. 口頭発表(一般) 術後に抗利尿ホルモン分泌異常症候群を発症した子宮体癌の1例 平成30年夏季山梨産科婦人科学会・山梨県産婦人科医会合同学術集会 2018/08/25
  4. 口頭発表(一般) 当院における子宮腺筋症合併妊娠の周産期予後についての検討 平成30年夏季山梨産科婦人科学会・山梨県産婦人科医会合同学術集会 2018/08/25
  5. 口頭発表(一般) 巨大後腹膜血腫を形成した分娩時腟壁血腫の 1 例 平成30年夏季山梨産科婦人科学会・山梨県産婦人科医会合同学術集会 2018/08/25

受賞

  1. 山梨科学アカデミー奨励賞 2004/05/24 ヒト性ステロイド受容体mRNAのisoform/variantについての研究

学外あるいは所属学部等外の組織との共同研究

  1. 2015/04/01-2018/03/31 愛知医科大学医学部衛生学講座 教授 鈴木孝太 分担 胎児期から出生後早期の環境が、小児肥満、成人の生活習慣病に与える影響の疫学的検討
  2. 2005/04/01 工学部物質・生命工学科 黒澤尋助教授 分担 In vitro における体細胞の減数分裂の誘導 減数分裂細胞の指標となるレポーターを構築した。In vitro における体細胞の減数分裂の誘導条件を検討している。

担当授業科目

  1. チューター コース2:消化器
  2. 先進医療科学専攻(分子病態学概論)
  3. 共通科目 医療の最先端「不妊治療の現状と将来の展望」
  4. チューター コース7:腎・泌尿器・生殖器
  5. 教養総合講義:産婦人科の魅力

教育実績

  1. 平成30年度第3回医学部キャンパス教育FD研修会(ワークショップ形式) 参加 2018/11/15-2018/11/15 ワークショップ形式 自主学習・問題解決能力を高めるためのチュートリアル教育改善策を考える。
  2. 教育FD(講演形式)参加 2018/11/09-2018/11/09 講演「クリニカルスキル教育の充実に向けて」 ~新しい時代の医療人養成を促すシミュレーション教育の展開~ 演者:石川和信(国際医療福祉大学医学部 教授)
  3. 第2回目の全学教育FD研修会「山梨大学優秀教育賞受賞記念講演(第1部)」 2018/08/06-2018/08/06 「医学部正課教育における反転授業の実施とその効能」(20分)  (平田 修司先生、医学域産婦人科学講座 教授)
  4. 平成29年度山梨県指導医FD研修会 2018/03/15-2018/03/15

その他の教育実績

  1. 2018 スモールクラス学生指導を兼ねての懇親会開催 2018.11.28実施
  2. 2018 2018年度卒業試験作問・産婦人科分取りまとめ
  3. 2018 2018年度チュートリアル コース7試験問題作問・産婦人科分取りまとめ。
  4. 2018 医学科6年生対象 医師国家試験対策 1000本のノックの企画・開催および講師
  5. 2018 2018年度チュートリアル コース10コースディレクターとして、作問~取りまとめ。試験監督。

教科書・教材

  1. 専門医筆記試験に向けた例題と解説集2018 産婦人科研修の必修知識2016-2018補遺③ 2018/05/01 『専門医筆記試験に向けた例題と解説集 産婦人科研修の必修知識2016-2018補遺②』に掲載されていない119問の設問ならびに解説を1冊にまとめました。 日本産科婦人科学会 日本産科婦人科学会 60
  2. 専門医筆記試験に向けた例題と解説集2017 2017/05/01 日本産科婦人科学会 日本産科婦人科学会 東京 60
  3. 産婦人科研修の必修知識2016-2018 2016/04/01 『産婦人科研修の必修知識2013』の内容を大幅に見直しました。 この一冊で産婦人科研修のすべてがわかる。 対象:スーパーローテーター、産婦人科研修医、産婦人科専門医 ◆研修カリキュラムを想定 ◆ポイントが一目でわかる ◆要点が把握しやすい解説 ◆詳細カラー写真付 日本産科婦人科学会 日本産科婦人科学会 東京 842

その他の学部学生指導

  1. 2018 2018-2019 臨床実習(5年生)BSL 160 附属病院外来において、診察、検査、診断および治療までの基本的技能を指導医として学生に指導・助言する。また、口頭試問を行い実施評価を行う。
  2. 2018 2018-2019 ALSO勉強会 36 医学科5年生の希望者約40名を対象、産科救命救急のトレーニングコースであるAlso勉強会を月1回3時間程度を開催。
  3. 2017 2017-2018 臨床実習(5年生)BSL 160 附属病院外来において、診察、検査、診断および治療までの基本的技能を指導医として学生に指導・助言する。また、口頭試問を行い実施評価を行う。
  4. 2017 2017-2018 ALSO勉強会 36 医学科5年生の希望者約40名を対象、産科救命救急のトレーニングコースであるAlso勉強会を月1回3時間程度を開催。
  5. 2016 2016-2017 臨床実習(5年生)BSL 160 附属病院外来において、診察、検査、診断および治療までの基本的技能を指導医として学生に指導・助言する。また、口頭試問を行い実施評価を行う。

修士・博士論文審査

  1. 2017 主査 1
  2. 2017 主査 1

社会貢献活動

  1. ALSO-Japan ALSO プロバイダーコース(山梨大学) 2019/03/02-2019/03/03 医師、助産師、医学生、研修医、またはプライマリケア医など周産期救急医療に関わるすべての医療プロバイダーあるいは将来医療プロバイダーを目指す者が、周産期救急に効果的に対処できる知識や能力を発展維持するための教育コースであり、NPO 法人周生期医療支援機構の行う ALSO-Japan 事業に則った内容です。
  2. 平成30年度 冬季山梨産科婦人科学会・山梨県産婦人科医会合同学術集会 2019/02/23-2019/02/23
  3. ALSO-Japan ALSO プロバイダーコース(山梨大学) 2019/02/02-2019/02/03 医師、助産師、医学生、研修医、またはプライマリケア医など周産期救急医療に関わるすべての医療プロバイダーあるいは将来医療プロバイダーを目指す者が、周産期救急に効果的に対処できる知識や能力を発展維持するための教育コースであり、NPO 法人周生期医療支援機構の行う ALSO-Japan 事業に則った内容です。
  4. BLSO (Basic Life Support in Obstetrics) プロバイダーコース 2018/11/04-2018/11/04 周産期医療が非日常的な医療従事者対象(主に救急救命士を対象)。 「産科救急に遭遇する可能性があるプロバイダーの全てが標準化されたコースを学び、救急救命士から救急部スタッフ、産科医・小児科医へと連携をとることで妊産婦死亡・後遺症を減らすことができるのではないか」という観点に立った内容での講義・実技講習
  5. ALSO-Japan ALSO プロバイダーコース(山梨大学) 2018/11/03-2018/11/04 医師、助産師、医学生、研修医、またはプライマリケア医など周産期救急医療に関わるすべての医療プロバイダーあるいは将来医療プロバイダーを目指す者が、周産期救急に効果的に対処できる知識や能力を発展維持するための教育コースであり、NPO 法人周生期医療支援機構の行う ALSO-Japan 事業に則った内容です。

所属学協会

  1. 日本医療安全学会
  2. 周生期医療支援機構 Also Japan
  3. 環境ホルモン学会
  4. 日本産科婦人科栄養・代謝研究会
  5. 日本エンドメトリオーシス学会

学外委員

  1. 日本アンドロロジー学会 理事(倫理担当) 2018/07/26
  2. 一般社団法人 日本医療安全学会 代議員(臨床医学安全分野) 2018/03/23-2020/12/31
  3. NOP法人 甲斐スポーツ振興会 副理事長 2017/04/03
  4. 山梨県周産期医療協議会 委員 2017/03/24-2019/03/23
  5. 特定非営利活動法人 周生期医療支援機構 ALSO-Japan活動推進委員会 委員 2016/09/01-2018/09/30