山梨大学
大学院 総合研究部 教育学域
教育学系(科学文化教育講座)

顔写真
教授

松森 靖夫

マツモリ ヤスオ
Matsumori Yasuo

経歴

  1. 岡山大学助教授(教育学部) 1993/10/01
  2. 山梨大学助教授(教育人間科学部) 1998/04/01
  3. 山梨大学准教授(教育人間科学部) 2007/04/01
  4. 山梨大学教授(教育人間科学部) 2008/01/01
  5. 山梨大学大学院教授(教育学研究科) 2012/04/01
  6. 山梨大学教授大学院総合研究部教育人間科学域 2014/10/01
  7. 山梨大学教育人間科学部附属教育実践総合センター長 2015/04/01-2017/03/31
  8. 山梨大学教授大学院総合研究部教育学域 2016/04/01

教育・研究活動状況

子どもの理科嫌いの実態を把握するとともにその克服を目指して,理科学習指導法,理科評価論,及び理科授業実践に精通した教員養成等を中心として,研究を遂行している。

研究分野

  1. 科学教育 理科教員養成論
  2. 科学教育 理科学習指導方法論
  3. 科学教育 理科評価論

研究キーワード

  1. 理科教員養成
  2. 理科教育
  3. 自然認識
  4. 理科評価

研究テーマ

  1. 理科教員志望学生養成のためのプログラム研究
  2. 学習者の自然認識過程に関する研究
  3. 理科における効果的な教授学習過程の実証的研究
  4. 理科評価方策の開発と試行

競争的資金等の研究課題

  1. 小学校教員志望学生の誤概念の変容を促す理科学力診断用データベースの開発 科学研究費補助金 基盤研究(C) 科学技術振興会 科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金) 2017/04/01-2021/03/31
  2. 基盤研究(C):科学技術教育における教科「見通し・再編」の日仏比較-数学・理科・技術科- 科学研究費補助金 基盤研究(C) 科学技術振興会 科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金) 2014/04/01-2018/03/31
  3. 基盤研究(C):非理科系の小学校教員志望学生を対象とした科学的資質の向上を図る実証的研究 科学研究費補助金 基盤研究(C) 科学技術振興会 科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金) 2013/04/01-2016/03/31
  4. 基盤研究(C):理科を苦手とする小学校教員のための再教育プログラムの開発とその試行 科学研究費補助金 基盤研究(C) 科学技術振興会 科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金) 2008/04/01-2012/03/31

著書

  1. 平成29年度学習指導要領対応 理科教育入門書 松森靖夫・森本信也編著 東洋館出版社 2018/03/06 9784491034881 本書は,理科内容や理科授業に苦手意識を抱いている小学校教員志望学生を対象に編まれた理科教育入門書である。具体的には,平成29年度のがk集指導要領に対応した計54にも及ぶ小学校理科に対する小学校教員志望学生の悩みや疑問を取り上げて平易に解説した書である。また,本書は理科授業好きの小学校教員志望学生や現職教員の増加,さらには日本の子どもの理科学力の向上に寄与するものと期待される。
  2. 英語対訳で読む科学の疑問 中村英良・森井美紀 実業之日本社 2016/12/23 978-4-408-45682-9 本書は,自然事象に関わる基本的な科学概念について解説するとともに,その英語対訳を併記したものである。一般市民の科学的リテラシーの向上に寄与するものであり,科学教育全般においても活用可能である。さらに,スーパー・サイエンス・ハイスクールにおける高校生の英語力向上にも大いに役立つものである。
  3. 英語対訳で読む「理科」入門 松森靖夫,J.Miller - 実業之日本社 2015/02/01 本書は,小中学校理科に内包される科学概念(生命・物質・エネルギー・地球・環境等)の科学的説明を行うと共に,英語対訳を施したものである。本書で取り上げられている計93の科学概念に対する科学的説明の監修を行った。また,本書は,一般市民の科学的リテラシーの向上に寄与するものであり,科学教育全般において活用可能である。
  4. 授業の悩みを解消! 小学校教員志望学生のための理科教育入門書 松森靖夫,森本信也 - 東洋館出版社 2013/12/15 978-4-491-02981-8 本書は,理科内容や理科授業に苦手意識を抱いている小学校教員志望学生を対象に編まれた理科教育入門書である。具体的には,計54にも及ぶ小学校理科に対する小学校教員志望学生の悩みや疑問を取り上げて平易に解説した書である。また,本書は理科授業好きの小学校教員志望学生や現職教員の増加,さらには日本の子どもの理科学力の向上に寄与するものと期待される。
  5. 今こそ理科の学力を問う-新しい学力を育成する視点- 森本信也,稲垣成哲,遠西昭寿,中山迅,松森靖夫,その他43名 - 東洋館出版社 2012/08/01

論文

  1. 研究論文(学術雑誌) 共著 小・中学校理科教員養成の現状と課題-山梨大学を事例にして- 松森靖夫,佃俊明,中西大生 日本化学会誌『化学と教育』 日本化学会 67/ 2, 2-5 2019/03/20 0386-2151 10.11639/sjst. 本稿ではまず,山梨大学教育学部を事例にして,学生に対する化学教育に関連する開講科目について概観した。次に,化学に対する学生の理解の調査結果にも触れながら,本学部をはじめとする全国の小・中学校理科教員の養成系学部における化学教育の方途についても言及する。
  2. 研究論文(大学,研究機関紀要) 共著 理科授業におけるICT機器等の活用に関する一考察-小学校教員志望学生及び小学校教員を対象にした実態調査に基づいて- 佐々木智謙,松森靖夫 山梨大学教育人間科学部附属教育実践総合センター研究紀要「教育実践学研究」 山梨大学教育学部附属教育実践総合センター 24, 103-113 2019/02/26 本研究は,小学校教員志望学生及び教職経験10 年未満の小学校教員を対象にして,小学校理科におけるICT機器等の活用に関する実態把握を試みるものである.本研究で得られた知見は,以下の3点である.(1)ICTという用語を正しく説明できた学生は15%未満であり,教員は80%以上であったこと,(2)学生や教員が挙げた小学校理科で活用可能なICT機器数は計14種類であったこと.かつ,ICT機器等を少なくとも1種類以上挙げることができた学生は約25%であった一方,教員では100%であり,2種類以上挙げた教員も約90%存在したこと.(3)教員と学生の小学校理科におけるICT機器等の活用について,計4種類の類型(「類型A:学習指導の準備と評価のための教師によるICT活用」,「類型B:授業での教師によるICT活用」,「類型C:児童・生徒によるICT 活用」,及び「類型D:その他のICT 活用(含:無記入)」)に依拠しながら分析を行ったこと.
  3. 研究論文(学術雑誌) 共著 「昆虫の体のつくり」の学習前後における児童の認識状態の評価-自由記述法と描画法を併用して- 佐々木智謙,佐藤寛之,塚原健将,松森靖夫 日本理科教育学会誌『理科教育学研究』 日本理科教育学会 58/ 4, 403-410 2018/06/22 1345-2614 10.11639/sjst.17008 昆虫の体のつくりの概念規定(命題①・②)に対する認識と,概念規定の適用による昆虫の同定について,学習前の小学校2年生 と学習後の3年生を対象にして,実態調査を行った。その結果,概念規定の認識や昆虫の同定について,2年生に比べ3年生のほうが有意に上回るが,依然として低い認識状態にとどまっていることが判明した。調査結果を踏まえて,さらに多様な種の昆虫を取り上げていく必要性について論じた。
  4. 研究論文(学術雑誌) 共著 心臓の位置に関する小学校教員志望学生の認識状態の評価-科学系博物館の展示物である人体模型の見学を通して- 佐々木智謙,佐藤寛之,北原美遙,松森靖夫 日本理科教育学会誌『理科教育学研究』 日本理科教育学会 58/ 4, 393-401 2018/06/22 1345-2614 10.11639/sjst.17006 本研究では,山梨県立科学館内の常設展示物の一つである人体摸型を事例にして,見学前後の子どもの認識状態とその変容を把握する調査を行った。具体的には,人体模型の見学前後の心臓の位置に関する認識状態の変容を把握した。その結果,見学前の子どもには,心臓が左胸付近に位置するというプリコンセプションが存在し,見学後でも,このプリコンセプションを頑なに保持し続けている子どもの存在が明らかになった。
  5. 研究論文(大学,研究機関紀要) 共著 小学校教員志望学生を対象とした酸とアルカリに関する認識調査 佐藤寛之,佐々木智謙,松森靖夫,望月健人,萩原修 山梨大学教育人間科学部附属教育実践総合センター研究紀要「教育実践学研究」 山梨大学教育学部附属教育実践総合センター 23, 217-222 2018/03/31 小・中学校の理科学習において,水溶液に関する学習は身の回りの物質への理解を深化・拡大させていくためにも重要な意味や意義をもつものといえる.そのため,水溶液に関する学習を指導・支援する教師には,適切な科学的概念の構築が授業をデザインしていくうえでも必要となってくる.そこで,本研究では,酸と塩基における代替的な概念や誤概念に関するHanqing & Lauraの指摘をもとに,小学校教員志望学生を対象とした酸とアルカリに関する認識状態を把握することを目的として,質問紙調査を実施した.その結果,水溶液の「液性」「中和と塩」「液性の強さ」において,学生は低い認識状態にあることが明らかとなった.

研究発表

  1. 口頭発表(一般) 低学年児童による葉の分類活動とその分析      日本理科教育学会第57回関東支部大会 2018/12/08 小学校第1学年生活科単元「あきとともだちになろう」の中で,紅葉した落ち葉を比べたり,仲間分けしたりする活動を設定し実施した。また,本活動と第3学年以降の理科との関わりについても検討を加えた。その結果,一重分類を行った児童(赤い葉とそれ以外の葉のカテゴリーの設定)が大半を占めるが,1名のみ二重分類を行った児童(色と形という2観点に基づくカテゴリーの設定)も確認できた。      
  2. 口頭発表(一般) ヒトの循環系に関する認識状態の分析(その2)-中学生を対象にして-      日本理科教育学会第57回関東支部大会 2018/12/08 中学校第1・2学年を対象にして,理科学習前後の血液の性質(動脈血や静脈血)に関する認識の変容様態を調査して,その結果について分析を加えた。具体的には,①学習前後に関わらず,血液の性質に対する低い認識状態が判明したこと,②心臓内部で静脈血が動脈血へと変化すると考えている生徒(血液の浄化作用が心臓の機能の一つとして誤認識している生徒)等の存在が明らかになったこと。      
  3. 口頭発表(一般) ヒトの循環系に関する認識状態の分析(その1)-中学生を対象にして-      日本理科教育学会第57回関東支部大会 2018/12/08 本研究では,中学校理科においてヒトの循環系を学習前の第1学年の生徒と学習後の第2学年の生徒を対象にして,動脈・静脈の概念の内包と外延に関する認識状態を詳細に調査した。その結果,動脈・静脈の概念の内包について科学的に認識している生徒は,学習前後に関わらず低率であったこと,また同様に,外延についても不十分な認識にとどまっている者が多数存在することが判明した。      
  4. 口頭発表(一般) ヒトの循環系の認識に関する基礎的研究-小・中学生を対象にして      日本理科教育学会第57回関東支部大会 2018/12/08 ヒトの循環系について学習前後の小・中学生を対象にして,認識調査を行った。その結果,心臓内部の血流経路について科学的に認識できている学習者は,中学校第3学年であっても2.8%,心臓の位置についても約50%と低率であった。さらに,このような低い認識状態を鑑み,ヒトの循環系に関する従前までの学習指導方策について検討を加えた。       
  5. 口頭発表(一般) リトマス紙の論理操作に対する小学校教員志 望学生の認識状態の分析      日本理科教育学会第57回関東支部大会 2018/12/08 本発表では,リトマス紙の論理操作に関する教員志望学生の認識状態を詳細に調査して,その分析結果について報告した。次に,得られた知見に基づき,リトマス紙の論理操作について更なる科学的認識の向上を志向した学習指導方策にも言及した。小学校教員志望学生であっても,リトマス紙の論理操作を科学的に認識でできている者は10%程度であることが判明した。       

受賞

  1. 日本理科教育学会賞 1998/08/03 KOMETT法(“子どもの明大論理学”に適合した“多値真偽法”)を開発し、その汎用性などに関する一連の研究論文などが評価され、受賞に至った。
  2. 日本理科教育学会研究奨励賞 1996/08/04 理科教育認識論、及び理科教育実践論に関わる継続的に作成した研究論文が評価され、研究奨励賞を授与された。

教育実績

  1. CST養成事業による入学勧誘 2018/03/10 ホームページ上でCSTの概要と活動について紹介し,入学勧誘を促した。
  2. CST養成事業による入学勧誘 2017/03/10 ホームページ上でCSTの概要と活動について紹介し,入学勧誘を促した。
  3. CST養成事業による入学勧誘 2016/03/10 ホームページ上でCSTの概要と活動について紹介し,入学勧誘を促した。
  4. CST養成事業による入学勧誘 2015/03/10 ホームページ上でCSTの概要と活動について紹介し,入学勧誘を促した。
  5. CST養成事業による入学勧誘 2011/04 広報誌上にCSTの概要と活動について紹介し、入学勧誘を促した。

教科書・教材

  1. 平成29年度版学習指導要領対応 理科教育入門書 2018/03/06 本書は,理科内容や理科授業に苦手意識を抱いている小学校教員志望学生を対象に編まれた理科教育入門書である。具体的には,平成29年度のがk集指導要領に対応した計54にも及ぶ小学校理科に対する小学校教員志望学生の悩みや疑問を取り上げて平易に解説した書である。また,本書は理科授業好きの小学校教員志望学生や現職教員の増加,さらには日本の子どもの理科学力の向上に寄与するものと期待される。 森本信也,松森靖夫,和田一郎,加藤圭司,黒田篤志,佐藤寛之,小野瀬倫也,渡辺理文,佐々木智謙 松森靖夫・森本信也 東洋館出版社 東京 161
  2. 英語対訳で読む科学の疑問 2016/12/23 本書は,自然事象に関わる基本的な科学概念について解説するとともに,その英語対訳を併記したものである。一般市民の科学的リテラシーの向上に寄与するものであり,科学教育全般においても活用可能である。さらに,スーパー・サイエンス・ハイスクールにおける高校生の英語力向上にも大いに役立つものである。 松森靖夫,S.Mills 松森靖夫 実業之日本社 東京 207 1 207
  3. 英語対訳で読む「理科」入門 2015/02/01 松森靖夫,J.Miller 松森靖夫 実業之日本社 東京 205 1 205
  4. 授業の悩みを解消! 小学校教員志望学生のための理科教育入門書 2013/12/01 森本信也,松森靖夫,和田一郎,加藤圭司,黒田篤志,佐藤寛之,小野瀬倫也,渡辺理文 松森靖夫・森本信也 東洋館出版社 東京 161
  5. 小学生の素朴な疑問に答えるやさしいサイエンスQ&A 2012/07/01 松森靖夫 東洋館出版社 東京 112

社会貢献活動

  1. 山梨県立巨摩高等学校スーパーサイエンスハイスクール運営指導委員会委員長 2018/04/01-2019/03/31 運営指導委員会委員長として,会の運営全般に関与した。
  2. 山梨県立韮崎高等学校スーパーサイエンスハイスクール運営指導委員会委員 2018/04/01-2019/03/31 運営指導委員会委員として,運営指導に関わる議論等を行った。
  3. まつもり先生のめっちゃおもしろサイエンス』を1年間にわたり毎週連載した。 2018/04/01-2019/03/31 毎日小学生新聞(毎日新聞社刊)に、子ども向けの自然科学関連の連載『まつもり先生のめっちゃおもしろサイエンス』を1年間にわたり毎週連載した。なお、詳細については、研究活動(論文)に詳しいので参照されたい。
  4. 山梨県立韮崎高等学校スーパーサイエンスハイスクール運営指導委員会委員 2017/04/01-2018/03/31 運営指導委員会委員として,運営指導に関わる議論等を行った。
  5. 山梨県立巨摩高等学校スーパーサイエンスハイスクール運営指導委員会委員長 2017/04/01-2018/03/31 運営指導委員会委員長として,会の運営全般に関与した。

学外委員

  1. 日本理科教育学会 理事 2017/07/01-2019/03/31
  2. 日本理科教育学会 日本理科教育学会誌『理科教育学研究』編集委員会委員長 2017/07/01-2019/03/31
  3. 日本理科教育学会 日本理科教育学会誌『理科教育学研究』編集委員会委員 2014/07/01-2017/06/30
  4. 日本地学教育学会 副会長 2014/04/01-2016/06/30
  5. 日本地学教育学会 役員選挙管理員会委員長 2012/04-2013/03