山梨大学
大学院 総合研究部 教育学域
教育学系(教育支援科学講座)

教授

鳥海 順子

トリウミ ジユンコ
Toriumi Junko

経歴

  1. 大和学園女子短期大学幼児教育学科(常勤)講師 1980/11/01-1990/03/31
  2. 大和学園聖セシリア女子短期大学助教授 1990/04/01-1997/03/31
  3. 大和学園聖セシリア女子短期大学幼児教育学科教授 1997/04/01-2002/03/31
  4. 山梨大学教授(教育人間科学部附属教育実践総合センター) 2002/04/01-2007/03/31
  5. 山梨大学教育人間科学部障害児教育講座教授 2007/04/01
  6. 山梨大学教育人間科学部附属教育実践総合センター長 2013/04/01-2015/03/31
  7. 山梨大学教育人間科学部附属特別支援学校校長 2015/04/01-2018/03/31

学歴

  1. 東京学芸大学 教育学部 特殊教育学科 1976/03/19 卒業 日本
  2. 東京学芸大学大学院 教育学研究科 障害児教育学 1978/03/20 修了 日本

学位

  1. 教育学修士 東京学芸大学 1978/03/20
  2. 博士(心身障害学) 筑波大学 1996/11/30

教育・研究活動状況

研究の内容は3つに区分できる。1つ目は重度知的障害児の要求行動の発達と教師の支援方法に関する研究、2つ目は海外で障害児を育てている邦人の自助グループに関する研究、3つ目はインクルーシブ教育を見据えた教員養成プログラムに関する研究である。3つ目の研究テーマは科学研究費平成25年~28年度で採択され、学会発表や最終報告書にて成果発表を行った。その他、附属特別支援学校校長として、研究テーマ「自ら課題を解決する力の育成を目指して」に基づく研究を推進し、1月28日に公開研究会を実施した。さらに、大学の地域貢献の一環として「子どもと親と教師のための教育相談」スタッフとして相談事業や山梨県立図書館との連携事業「子どもの読書活動スキルアップ講座」の企画・運営、山梨大学附属図書館子ども図書室長として運営を行った。

研究分野

  1. 特別支援教育 教育心理学 幼児教育 
  2. 臨床心理学 発達臨床心理学・障害児発達学

研究キーワード

  1. 知的障害児の発達
  2. 特別な教育的ニーズ
  3. インクルーシブ教育
  4. 教育臨床

研究テーマ

  1. インクルーシブ教育に必要な教員養成に関する研究
  2. 特別な教育的ニーズに関する研究
  3. 教師の行動解読能力の開発
  4. 要求表出行動の発達的研究

著書

  1. Q&Aで学ぶ障害児支援のベーシック 鳥海順子 義永睦子 榊原剛 渡邉雅俊 廣瀬信雄 中澤幸子 里見達也 小畑文也 手塚知子 松下浩之 古屋義博 宮井清香 吉井勘人 渡邉雅俊 廣瀬信雄 中澤幸子 里見達也 小畑文也 手塚知子 松下浩之 古屋義博 宮井清香 吉井勘人 第1章・第10章 コレール社 2018/03/01 978-4-87637-720-6 2013年の2訂版であり、DSM-5や学習指導要領の改訂などに合わせて加筆、修正を行った。障害の概念の理解の上に、障害児教育(保育)の歴史、障害児の発達的特徴、多様な障害についての概説、障害の特性や発達に応じた支援の方法、支援の必要な子どもの教育(保育)の場の理解、個別の教育支援計画や個別の指導計画、多様な子供を含む学級経営、保護者への支援などについて学生の疑問に答える形式で、基礎的な知識を概説した。
  2. 家族支援の実証的研究 米山岳廣 大久保秀子 田中利則 鳥海順子 齊藤正典 文化書房博文社 2017/05/30 978-4-8301-1298-0 担当した第5章では、乳児院における家族支援の実際について、全国調査の結果から規模や職員の構成、養育形態、相談支援や専門機関との連携について分析した。発達心理学の立場から子どもの心の発達と養育者の関わりについて、愛着関係を中心に論を展開した。実際に聴き取り調査を行った全国各地の4事例を紹介しながら、乳児院における家族援助の課題について考察した。
  3. 山梨大学附属図書館「子ども図書室」 地域に開かれ、学生ボランティアが運営する 鳥海順子 -36 日本児童図書出版協会 2014/12/01
  4. 改訂 施設実習マニュアル 小舘 静枝 小林 育子 漁田 俊子 高浦 康弘 鳥海 順子 長島 和代 西方 栄 山田 美津子 米山 岳廣 萌文書林 2012/03/20 978-4-89347-033-1
  5. プレイ&コンサルテーション「気になる子とどうかかわるかの舞台裏」 鳥海順子 - フレーベル館 2008/11/01

論文

  1. 研究論文(大学,研究機関紀要) 単著 知的障害児(者)の教育心理学的研究 鳥海順子 山梨大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要(教育実践学研究) 23 2018/03/31 URL 知的障害児(者)の教育心理学的研究の動向を把握するために,日本特殊教育学会における過去25年間の学会発表論文について分析を行った。その結果,日本特殊教育学会における知的障害児(者)を対象とした教育心理学的研究は,近年「療育・指導」に関する「事例研究」もしくは少人数の「自閉症を伴う知的障害児(者)」を対象とした研究が増加傾向にあることが示唆された。
  2. 研究論文(大学,研究機関紀要) 共著 インクルーシブ教育を見据えた教員養成に関する研究 ―中学校教員に対するニーズ調査― 鳥海順子 廣瀬信雄 小畑文也 古屋義博 吉井勘人 山梨大学教育学部紀要 山梨大学 26, 19-25 2018/03/01 2433-0418 中学校教師のインクルーシブ教育に対するニーズ調査を実施した。その結果,最も必要とした事柄は,多様な障害に関する知識と理解,教科指導の具体的な方法・技能、次いで保護者理解や相談の知識や技能、他機関との連携や活用の仕方であった。
  3. 研究論文(大学,研究機関紀要) 共著 障害児教育の教員に求められる力量と教員養成ー特別支援教育特別専攻科卒業生に対する調査ー 鳥海順子 廣瀬信雄 小畑文也 古屋義博 吉井勘人 松下浩之 渡邉雅俊 山梨障害児教育学研究紀要 山梨大学教育学部障害児教育講座 12, 51-62 2018/02/01 2432-9096 特別支援教育特別専攻科卒業生を対象に本専攻科の教育内容についての改善を図る目的で、調査を実施した。その結果、特別支援教育の基礎となり、専門性の高い内容の必要度が高かった。その理由として、特別支援教育の理念、多様な障害に関する知識、自立活動など特別支援学校独自の教育課程や実態把握の技能などが求められる点が挙げられた。
  4. 研究論文(学術雑誌) 単著 障害児教育における生理心理学的研究 山梨大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要(教育実践学研究) 山梨大学 22, 1-8 2017/03/01 1881-6169 URL 日本特殊教育学会における過去30年間の生理心理学的研究の動向を明らかにした。その結果、当学会の生理心理学的研究は30年前の十分の一に減少していた。障害種ではこれまで重度・重複障害や感覚障害、知的障害が対象とされてきたが、最近では発達障害を対象とした研究も増加傾向にある。脳科学や分子生物学などの急激な発展に伴い、今後一層、障害の原因や神経機構のメカニズムの解明につながることが期待される。従って、研究環境の改善、充実が図られることが望ましい。
  5. 研究論文(学術雑誌) 共著 インクルーシブ教育を見据えた教員養成に関する研究ー小学校の特別支援学級担当教員に対するニーズ調査ー 鳥海順子 廣瀬信雄 小畑文也 古屋義博 吉井勘人 山梨大学教育学部紀要 山梨大学 1/ 25, 19-25 2017/03/01 1882-5923 特別支援学級の教員が学校現場で多様な障害児に適切な支援を行うために、どのような力量を必要としているのかをニーズ調査を用いて明らかにした。今後、特別支援学級の教員を養成する上で、障害や特別な教育課程の知識など多岐にわたる教育内容を設定することが求められる。

研究発表

  1. ポスター発表 インクルーシブ教育に必要な教員養成に関する研究-中学校教員に対するニーズ調査- 日本特殊教育学会 2017/09/16 中学校教員を対象に、インクルーシブ教育を見据えた教員養成に必要な科目や学習内容についてニーズ調査を実施した。その結果、最も必要とした内容は「多様な障害に関する知識と理解」「教科指導の具体的な方法・技能」「保護者理解や相談の知識・技能」であり、次いで「他機関との連携や活用の仕方」「多様な子供を含む学級経営の仕方」「校内支援体制の効果的な活用の仕方」であった。中学校教員にも、特別支援教育の専門的知識が必要だとする意見が多かった。
  2. ポスター発表 インクルーシブ教育に必要な教員養成に関する研究ー特別支援学級(小学校)の教員に対するニーズ調査ー 日本特殊教育学会 2016/09/19
  3. その他 インクルーシブ教育に必要な教員養成に関する研究ー中級プログラム・上級プログラムの検討(Ⅰ)ー 日本特殊教育学会第53回大会発表論文集 2015/09/19
  4. その他 学習のつまずきと学校適応に関するアセスメント・支援方法 ー学習支援と学校不適応へのサポートを考えるー 日本教育心理学会平成26年度第56回総会発表論文集 2014/11/07
  5. その他 インクルーシブ教育に必要な教員養成に関する研究―大学の授業における基礎プログラムの検討Ⅱ― 日本特殊教育学会第52回大会発表論文集 2014/09/20

学外あるいは所属学部等外の組織との共同研究

  1. 2017/09/14-2018/03/05 山梨県総合教育センター 分担 学校における「合理的配慮の提供」の充実に関する研究ー関係機関との連携と、発達特性を踏まえた学習支援ー 山梨大学と山梨県総合教育センターとの連携・教育研究会に協力し、研究アドバイザーとして「センター研究大会 実践交流ラウンドテーブル(2月22日)」において「やまなし 学びの未来」を共通テーマにファシリテーターを担当した。
  2. 2016/09/13-2017/02/23 山梨県総合教育センター 分担 学校における「合理的配慮の提供」の充実に関する研究ー関係機関との連携と、発達特性を踏まえた学習支援ー 山梨大学と山梨県総合教育センターとの連携・教育研究会の協力し、「センター研究大会 実践交流ラウンドテーブル(2月23日)」の特別支援教育の分科会において連携アドバイザーを担当した。
  3. 2016/04/01-2017/03/31 山梨大学教育学部附属特別支援学校 代表 自ら課題を解決する力の育成を目指して(2年次) 校長として研究全体の統括と助言をし、校内研修会を通して指導を行った。 研究紀要にまとめ、1月28日に公開研究会を開催し、県内外の教員に対して 成果を公開した
  4. 2015/09/14-2016/03/04 山梨県総合教育センター 分担 特別支援教育の充実に関する研究  ・高等学校における支援の充実に関する研究  ・高等学校におけるユニバーサルデザインに関する研究  ・個別の支援における専門家および専門機関との連携に関する研究  ・特性に配慮した学習支援に関する研究の推進  山梨大学と山梨県総合教育センターとの連携事業への参加 研究アドバイザー・研究発表会における助言指導 山梨県総合教育センターの研究紀要及び研究発表
  5. 2015/04/01-2016/03/31 山梨大学教育人間科学部附属特別支援学校 代表 自ら課題を解決する力の育成を目指して 校長として研究全体の統括と助言をし、校内研修会を通して指導を行った。 研究紀要にまとめ、1月23日に公開研究会を開催し、県内外の教員に対して 成果を公開した。

担当授業科目

  1. 学部入門ゼミ
  2. 障害児心理学演習Ⅰ
  3. 障害児心理学演習Ⅰ(特別専攻科)
  4. 人間形成の現代的課題
  5. 障害児教育研究法

教育実績

  1. 後期個別入試業務 2018/03/12-2018/03/12 面接
  2. 前期個別入試業務 2018/02/25-2018/02/25 面接
  3. 大学院教育学研究科二次試験の業務 2018/02/03-2018/02/03 問題作成・採点・面接
  4. 特別支援教育特別専攻科入試業務 2018/01/18-2018/01/18 問題作成・採点・面接
  5. 教育フォーラム 2017/12/14-2017/12/14 特別支援教育の教育実践に関するシンポジウム

その他の教育実績

  1. 2017 教委採用試験
  2. 2017 附属図書館子ども図書室長としての貢献
  3. 2017 ボランティア活動の促進
  4. 2017 附属特別支援学校高等部生徒と学生との交流
  5. 2017 アクティブラーニングの試み

教科書・教材

  1. Q&Aで学ぶ障害児支援のベーシック(2訂版) 2018/03/01 2013年の2訂版であり、DSM-5や学習指導要領の改訂などに合わせて加筆、修正を行った。障害の概念の理解の上に、障害児教育(保育)の歴史、障害児の発達的特徴、多様な障害についての概説、障害の特性や発達に応じた支援の方法、支援の必要な子どもの教育(保育)の場の理解、個別の教育支援計画や個別の指導計画、多様な子供を含む学級経営、保護者への支援などについて学生の疑問に答える形式で、基礎的な知識を概説した。 鳥海順子 義永睦子 榊原剛 渡邉雅俊 廣瀬信雄 中澤幸子 里見達也 小畑文也 手塚知子 松下浩之 古屋義博 宮井清香 吉井勘人 小畑文也 鳥海順子 義永睦子 コレール社 東京都武蔵野市 220

指導実績

  1. 修士学位論文指導 2017 1 1 1年間を通して修士1年次の修士論文指導を実施した。 12 30
  2. 学部卒業論文指導 2017 3 2 1 卒業論文の指導 11 40
  3. 修士学位論文指導 2016 1 1 1 修士論文の指導 12 20
  4. 学部卒業論文指導 2016 2 2 1 卒業論文の指導 12 20

その他の学部学生指導

  1. 2017 2017-2018 学習指導や進路指導の他、学習成績に問題を抱えている学生の個別指導を実施した。 特別支援学校における教育実習について指導した。 2 大学院の授業に関する指導 8 進路についての相談に応じた。 25 授業に関連する図書に関するレポートにまとめる方法を指導した。 教育実習の指導計画の書き方について指導した。 1 自転車通学について、環境整備についての指導を行った。 30 教育実習先にて特別支援学校の概要や教育実習の心構えについて指導した。 4 遅刻や欠席が多いため1生活リズムの整え方について個別指導を行った。 1 出席数不足の学生2名に対して、個別指導を実施した。
  2. 2016 2016-2017 履修結果を下に、履修指導及び学生生活との関連性から指導を行った。 5 授業に関する個別指導、教育ボランティアを紹介し、機会を提供した。 10 就職対策について、特に面接の指導を行った。 30 文献研究をゼミ形式で行った。 2 主としてごみの分別について指導した。 30 教育実習先の附属学校校長として実習生を受け入れ、事前指導を担当し、研究授業、反省会にて指導助言を行った。 3 学部生を教育ボランティアとして受け入れ、機会の提供と指導を実施した。 3 新入生を附属特別支援学校高等部生徒と交流するための、事前指導・実施・事後指導を行った。

修士・博士論文審査

  1. 2016 主査 1

外部発表指導の実績

  1. 2017 2 25
  2. 2016 3 25

社会貢献活動

  1. インクルーシブ教育 2018/02/10-2018/02/10 インクルーシブ教育の充実と多職種の連携
  2. 教育相談研修 2017/12/06-2017/12/06 多様な児童生徒の理解と教育相談
  3. 教育相談研修 2017/10/13-2017/10/13 子どもの心の課題と教育相談の心構えについての講演と事例検討
  4. 教員免許状更新講習 2017/08/26-2017/08/26 「教育の最新事情」に関して「子どもの発達に関する脳科学、心理学等における最新の知見」を解説し、最後に試験を課した。
  5. 校内研修会 2017/08/23-2017/08/23 通常学級における特別支援教育の方法

国際交流・国際貢献

  1. 2017 国際交流、地域交流、留学生と日本人学生の交流 留学生と日本人学生(学部生・院生・特別専攻科生)との交流の機会をもった。
  2. 2016 国際交流、地域交流、留学生と日本人学生の交流 大学の依頼を受けて、中国天津市障害者視察団の附属特別支援学校視察を受け入れた。
  3. 2016 国際交流、地域交流、留学生と日本人学生の交流 障害児教育を学ぶ留学生と学部生・院生・特別専攻科生の交流会を行った。

所属学協会

  1. 日本特殊教育学会 2017/04/01-2018/03/31
  2. 日本教育心理学会 2017/04/01-2018/03/31
  3. 日本発達障害学会 2017/04/01-2018/03/31
  4. 日本学校心理士会 2017/04/01-2018/03/31
  5. 日本LD学会 2017/04/01-2018/03/31

学外委員

  1. 山梨県教育委員会 平成29年度「地域学校協働活動」推進に係る文部科学大臣表彰候補選考委員 2017/08/30-2017/08/30
  2. 山梨県教育委員会 道徳推進協議会 2017/06/27-2018/03/31
  3. 山梨県教育委員会 山梨県放課後子ども総合プラン推進委員会 2017/06/16-2018/03/31
  4. 山梨県教育委員会 インクルーシブ教育システム推進連携会議 2017/06/07-2018/03/31
  5. 山梨県教育委員会 山梨県いじめ問題対策連絡協議会 2017/05/31-2018/03/31