山梨大学
大学院 総合研究部 教育学域
教育学系(科学文化教育講座)

助教

佐々木 智謙

ササキ トモノリ
Sasaki Tomonori

経歴

  1. 山梨県立巨摩高等学校 2010/04/01-2016/03/31
  2. 山梨大学 教育学部 助教 2016/04/01

学歴

  1. 山梨大学 教育学研究科 修士 2009/03/31 修了 日本
  2. 山梨大学 教育学研究科 研究生 2010/03/31 修了 日本

学位

  1. 修士(教育学) 山梨大学 大学院 教育学研究科 山梨大学 教育学研究科 2009/03/23

教育・研究活動状況

自然科学に対する一人ひとりの子どもの認識を大切にした理科学習指導の在り方について,研究を行っています。
具体的には,小学生,中学生,高校生,及び大学生(教員志望学生)が保持する非科学的認識を,科学的認識へと変容・再構成するための理科学習・指導方法,及び評価方法等について,研究しています。

研究分野

  1. 教科教育学 理科教育学
  2. 教科教育学 科学教育

研究キーワード

  1. 理科教育学
  2. 生物教育
  3. 理科教員養成
  4. 自然認識

研究テーマ

  1. 理科教員志望学生養成のためのプログラム研究
  2. 学習者の自然認識課程に関する研究
  3. 理科における効果的な教授学習過程の実証的研究

競争的資金等の研究課題

  1. 理科授業におけるICT機器の活用力を育む教員養成・研修プログラムの開発 科学研究費補助金 若手研究(B) 独立行政法人日本学術振興会 科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金) 2017/04/01-2020/03/31

著書

  1. 新訂 平成29年版学習指導要領対応 理科教育入門書 松森靖夫,森本信也,和田一郎,加藤圭司,黒田篤志,佐藤寛之,佐々木智謙,小野瀬倫也,渡辺理文 東洋館出版社 2018/03 9784491034881 理科を教えることに対して不安を抱く学生や若い先生に向けた易しい理科教育入門書である。平成29年版小学校学習指導要領対応しており,理科の授業づくりに関する52の悩みや疑問に対して答えている。

論文

  1. 研究論文(学術雑誌) 単著 理科学習における根拠の表現のあり方についての検討-表現を支援する方策をめぐって- 佐々木智謙 日本理科教育学会編集「理科の教育」 67/ 793, 17-20 2018/08/15 「『根拠に基づいて表現』する力を身に付ける理科指導法」という特集テーマに基づき,理科学習における回答の根拠の表現を支援する方策について提案した。具体的には,Chu et al.(2018)を援用しながら,2つの根拠を表現する方策(自由記述形式と多肢選択肢形式)の長短を鑑みながら,多肢選択肢形式による根拠の表現から,自由記述形式による根拠の表現に移行する一連の方策について提案した。
  2. 研究論文(学術雑誌) 心臓の位置に対する小学生の認識状態の評価 -科学系博物館の展示物である人体模型の見学を通して- 佐々木智謙,佐藤寛之,北原美遥,松森靖夫 日本理科教育学会誌「理科教育学研究」 58/ 4, 393-402 2018/06/22 1345-2614 https://doi.org/10.11639/sjst.sp17006 本研究では,科学系博物館の常設展示物の一つである人体模型に着目し,その見学前後の心臓の位置に対する小学生(計263人)の認識状態を調査した。結果として,見学前後で,「心臓は胸の左側に位置する」という誤概念を保持していた小学生は約40%から10%未満に減少した。また,心臓の位置を正しく認識できた小学生は,見学前後で約20%から約60%に増加した。
  3. 研究論文(学術雑誌) 「昆虫の体のつくり」の学習前後における児童の認識状態の評価 -自由記述法と描画法を併用して- 佐々木智謙,佐藤寛之,塚原健将,松森靖夫 日本理科教育学会誌「理科教育学研究」 58/ 4, 403-410 2018/06/22 1345-2614 https://doi.org/10.11639/sjst.sp17008 本研究の主目的は,自由記述法と描画法を評価ツールとして併用し,「昆虫の体のつくり」について,学習前後の第2・3学年児童の認識状態を評価した。結果として,科学的に正しい説明を行えた小学校第2学年児童は皆無であり,第3学年児童においても約30%にとどまった。得られた評価結果に基づき,我が国の現行の「昆虫の体のつくり」の学習指導を再構成するための視点を提案した。
  4. 研究論文(学術雑誌) 共著 小学校教員志望学生を対象とした酸とアルカリに関する認識調査 佐藤寛之,佐々木智謙,松森靖夫,望月健人,萩原修 教育実践学研究 : 山梨大学教育学部附属教育実践研究指導センター研究紀要 山梨大学教育学部附属教育実践研究指導センター 23, 103-114 2018/03/31 小・中学校の理科学習において,水溶液に関する学習は身の回りの物質への理解を深化・拡大させていくためにも重要な意味や意  義をもつものといえる.そのため,水溶液に関する学習を指導・支援する教師には,適切な科学的概念の構築が授業をデザインしていくうえでも必要となってくる.そこで,本研究では,酸と塩基における代替的な概念や誤概念に関するHanqing & Lauraの指摘をもとに,小学校教員志望学生を対象とした酸とアルカリに関する認識状態を把握することを目的として,質問紙調査を実施した.その結果,水溶液の「液性」「中和と塩」「液性の強さ」において,学生は低い認識状態にあることが明らかとなった.
  5. 研究論文(学術雑誌) 共著 天球概念の認識達成を志向した学習指導方策の提案 佐々木智謙,松森靖夫 教育実践学研究 : 山梨大学教育学部附属教育実践研究指導センター研究紀要 山梨大学教育学部附属教育実践研究指導センター 23, 137-145 2018/03/31 本稿では,天球概念の認識達成を志向した学習指導方策を提案した.得られた知見は,次の通りである.(1)計2種類の学習指導方法(学習指導資料を使用した指導,及び解決構築を活用した面接指導)を選定したこと,(2)天球概念の認識達成に要求される計7の知識・思考等(A-1~C-3)を抽出したこと,及び(3)計9の学習指導資料(学習指導資料1~9)を作成したこと

研究発表

  1. 口頭発表(一般) 思考実験を活用し,仮説づくりを中心とした中学校理科授業実践-質量の異なる物体の自由落下運動を事例にして- 日本理科教育学会第68回全国大会(岩手大学) 2018/08/05
  2. 口頭発表(一般) ヒトの循環系に関する小学校教員志望学生の認識状態の分析(その1) 日本理科教育学会第68回全国大会(岩手大学) 2018/08/04 学校理科においてヒトの循環系を既習の小学校教員志望学生133人を対象に,動脈と静脈の概念の内包等に関する認識状態を詳細に調査して,その結果を分析した。結果として,動脈と静脈の内包を科学的に正しく認識している学生は,それぞれ40名(30.1%),42名(31.6%)であった。
  3. 口頭発表(一般) ヒトの循環系に関する小学校教員志望学生の認識状態の分析(その2) 日本理科教育学会第68回全国大会(岩手大学) 2018/08/04 将来教壇に立ち理科指導を行う小学校教員志望学生133人を対象に,ヒトの心臓や心臓に連結する血管と,その内部を流れる血液の性質(酸素を多く含む動脈血や二酸化炭素を多く含む静脈血)等に対する認識を調査して,その結果を分析した。結果として,完全正答者(動脈血・静脈血ともに正答)は,計96人(全体の72.2%)であった。
  4. 口頭発表(一般) 心臓に関する小学校教員志望学生の認識状態の分析ー内部構造と連結する血管に着目してー 日本生物教育学会第101回全国大会 2018/01/07
  5. 口頭発表(一般) 液性の強さについての認識を高める理科授業デザインに関する考察 日本理科教育学会第56回関東支部 2017/12/09

受賞

  1. 日本理科教育学会研究奨励賞(第24号) 2018/08/04

外部発表指導の実績

  1. 2017 3 30 3 30
  2. 2016 3 30 3 30

社会貢献活動

  1. 平成29年度中等教育研究会 2017/10/21-2017/10/21
  2. 山梨県下高校生への公開授業 2017/08/01-2017/08/01
  3. 平成29年度初等教育公開研究会 2017/06/24-2017/06/24
  4. 平成28年度公開保育研究会 2016/12/03-2016/12/03
  5. 平成28年度中等教育研究会 2016/10/01-2016/10/01

所属学協会

  1. 日本科学教育学会 2008/04
  2. 日本生物教育学会 2008/04
  3. 日本地学教育学会 2007/04
  4. 日本理科教育学会 2006/07

学外委員

  1. 日本理科教育学会 「理科教育学研究」特集号編集員会 編集事務 2017/08/01-2019/07/31
  2. 日本理科教育学会 「理科教育学研究」特集号編集委員会 編集委員 2017/08/01-2019/07/31
  3. 日本理科教育学会 「理科教育学研究」編集委員会 編集事務 2017/04/01