山梨大学
大学院 総合研究部 教育学域
人間科学系(科学文化教育講座)

顔写真
准教授

芹澤 如比古

セリサワ ユキヒコ
Serisawa Yukihiko
  • 1969年生まれ

経歴

  1. 東京水産大学 研究生 1999/04/01-2001/03/31
  2. (有)エコシステム 研究員 2001/04/01-2001/05/15
  3. 千葉大学 海洋バイオシステム研究センター 非常勤講師(研究機関研究員) 2001/05/16-2003/03/31
  4. 日本学術振興会 千葉大学海洋バイオシステム研究センター 特別研究員 2003/04/01-2005/03/31
  5. 東海大学 海洋学部水産学科 非常勤講師 2004/10/01-2005/03/31
  6. 東海大学 海洋学部水産学科 専任教員・講師 2005/04/01-2007/03/31
  7. 山梨大学 教育人間科学部 准教授 2007/04/01-2016/03/31
  8. 山梨大学 教育学部 准教授 2016/04/01

学歴

  1. 高知大学 理学部 生物学科 1993/03/31 卒業
  2. 高知大学 理学研究科 生物学専攻 修士 1995/03/31 修了
  3. 東京水産大学 水産学研究科 資源育成学専攻 博士後期 1999/03/31 修了

学位

  1. 博士(水産学) 東京水産大学 1999/03/25
  2. 修士(理学) 高知大学 1995/03/08

研究分野

  1. 環境技術・環境材料
  2. 環境影響評価・環境政策
  3. 生物多様性・分類
  4. 生態・環境 水圏植物生理生態学
  5. 資源保全学

研究キーワード

  1. マリモ
  2. エビヤドリモ
  3. コンブ目
  4. ホンダワラ属
  5. 海藻植生
  6. 富士五湖
  7. シオグサ目
  8. 生理生態学
  9. 海藻・海草
  10. 藻類学
  11. 水生植物

研究テーマ

  1. 富士五湖に生育する水草・大型藻類に関する生理生態学的研究
  2. 富士五湖に生育するフジマリモに関する生理生態学的研究
  3. 静岡県沿岸に生育する海藻類に関する生態学的研究
  4. 褐藻類に関する生理生態学的研究
  5. 淡水エビに外部寄生するエビヤドリモ属藻類に関する分類・生態学的研究
  6. シオグサ目藻類に関する生態・分類学的研究
  7. 山梨県の水田域に生育する水草・大型藻類に関する生態学的研究

競争的資金等の研究課題

  1. 山岳湖沼の環境変化に応答した水草・大型藻類の多様性の変動予測 科学研究費補助金 2016/04/01-2019/03/31
  2. 河口湖の水質と生態系に関する研究 共同研究 2017/04/01-2018/03/31
  3. 河口湖の水質と生態系に関する研究 共同研究 2016/05/26-2017/03/31
  4. 駿河湾御前崎沿岸をモデルにした海藻相・藻場を指標とする温暖化の影響評価 科学研究費補助金 2008/04/01-2010/03/31

著書

  1. 地球環境調査計測事典 第3巻沿岸域編 (担当部分:第7編4章第3節3-2 遠距離間移植法) 平野禮次郎,山里清,奥谷喬司,菊池泰二,芹澤如比古,他148名 - フジ・テクノシステム 2003/11/01

論文

  1. 研究論文(大学,研究機関紀要) 共著 富士北麓,本栖湖の水草・大型藻類と光環境 中村誠司,上嶋崇嗣,佐野英樹,田口由美,渡邊広樹,芹澤(松山)和世,芹澤如比古 富士山研究 山梨県富士山科学研究所 11, 11-23 2017/11 18817564 本栖湖で水草・大型藻類と光環境の調査を行った結果,水草9 種,大型藻9種の計18種を確認し,そのうちの11種を新産種として確認できた。また,方形枠を用いた調査から,現存量は水深2.5mで最大,次いで水深5m,7.5mであることが判明した。透明度,濁度,消散係数の変化から水質の改善傾向が継続していることがわかった。
  2. 研究論文(大学,研究機関紀要) 共著 緑藻エビヤドリモ属藻類が外部寄生したミナミテナガエビ(十脚目,テナガエビ科)の種子島,島間川からの再発見 今井 正,大貫貴清,芹澤(松山)和世,芹澤如比古 Nature of Kagoshima 鹿児島県自然環境保全協会 43, 305-310 2017/05/27 1882-7551 URL 緑藻エビヤドリモは主に種子島の島間川産ミナミテナガエビに寄生する藻体を元に記載されたが,最近の著者らの研究により本属藻類には3種いる可能性が生じており,タイプ標本が紛失していることから,2015 年と2016 年に種子島で島間川を含む31 河川でコエビ類の採集を行った。その結果,当該緑藻が寄生したミナミテナガエビを島間川では54 年ぶりに,鹿鳴川では初めて採集することができた。
  3. 研究論文(大学,研究機関紀要) 共著 富士北麓,河口湖における水草・車軸藻類と光環境 上嶋崇嗣,中村誠司,芹澤(松山)和世,芹澤如比古 山梨大学教育学部紀要 山梨大学教育学部 26, 147-156 2018/03 24330418 河口湖で水生植物と光環境の調査を行った結果,水草16種と車軸藻類7種の計23種を確認し,河口湖が絶滅危惧種のヒメイバラモとホシツリモの貴重な生育地であることが判明した。また,河口湖西部は透明度が高く,濁度と消散係数が低いこと,中部と東部は光環境がほぼ同じであることが判明した。
  4. 研究論文(大学,研究機関紀要) 共著 富士北麓,精進湖における水草・車軸藻類と環境の2015年までの変遷 中村誠司,上嶋崇嗣,芹澤(松山)和世,芹澤如比古 山梨大学教育学部紀要 山梨大教育学部 26, 157-164 2018/03 24330418 精進湖の水生植物と湖水環境の変遷を調べた結果,水草6種とシャジクモの計7種を確認し,オオササエビモとイバラモ属sp.を新産種として確認できた。また,多くの項目で水質の改善傾向が認められた。本研究による確認種数はこれまでで最多であり,クロモとフジエビモの出現頻度が増加していることが判明した。
  5. 研究論文(大学,研究機関紀要) 共著 山梨県の水田域における水草・大型藻類 渡邉亮 ,中村誠司,芹澤(松山)和世 ,芹澤如比古 山梨大学教育学部紀要 山梨大学教育学部 27, 89-103 2018/03 24330418 山梨県の水田域に生育する水草・大型藻類の種組成と分布状況を明らかにすることを目的に,計120定点で2016年6~9月に24日間調査を行い,山梨県内から水草36種,車軸藻類2種,その他の大型藻17種の計55種の生育と分布域を確認できた。また,水草6種と大型藻1種の計7種は山梨県新産種であった。本研究により出現頻度が高かったオモダカ,アオウキクサ,ウキクサが優占種と判断された。

研究発表

  1. ポスター発表 山梨県の水田域に生育する水草・大型藻類の市町村ごとの類似性 水草研究会第40回全国集会(福井) 2018/09/01 山梨県の水田域120定点で2016年に行った定性調査の結果と,2017年に161定点で行った定量調査の結果を基に,各市町村間の群集類似度をHornの重複度指数により算出し,最短距離法を用いてクラスター解析を行った。類似度は甲斐市と北杜市で最も高く,次いで甲府市と南アルプス市,昭和町と南アルプス市であり,隣接した市町村間で高い傾向が見られた。クラスター解析の結果,県東部・富士五湖地方の4市町村がまとまり,県中西部の12市町村がまとまる結果となった。これら2つの地域は山地によって隔てられており,水系や標高,気温などが異なっているためと考えられた。
  2. ポスター発表 富士五湖に生育するイバラモ属植物の光と温度に関する光合成特性 水草研究会第40回全国集会(福井) 2018/09/01 富士五湖における絶滅危惧種,ヒメイバラモとトリゲモの光と温度に対する光合成特性を明らかにするため,光量8段階,温度3段階で光-光合成曲線を得るための実験と,飽和光下で温度6〜7段階で温度-光合成曲線を得るための実験を行った。また,温度別の光-光合成曲線上の弱光下の値を一次回帰して補償点を求め,補償点-温度曲線を作成した。光合成活性はいずれの温度でも800µmol/m2/sまでの光量の範囲でトリゲモの方が高く,ヒメイバラモでは葉にコストをかけているために活性が低いと考えられた。温度-光合成曲線上のピークはトリゲモでは30℃,ヒメイバラモでは25℃であったが,高温域での活性の低下はトリゲモで顕著であった。補償点はトリゲモでは15〜25℃までの範囲で温度の上昇に伴って上昇したが,ヒメイバラモでは20〜25℃でほとんど変わらなかった。したがって,25℃ではヒメイバラモの方がトリゲモよりも深い水深まで分布が可能であると考えられた。
  3. ポスター発表 山梨県の流水域における水草・大型藻類 水草研究会第40回全国集会(福井) 2018/09/01 山梨県の甲府盆地に30定点を設定し,水草・大型藻の種組成を調査し,表層水の流速・水温を測定し,地理院地図より各定点の標高を参照した。定点は世界測地系の3次メッシュ(1km四方の区画)に原則1定点とし,流速は水面におがくずを巻き,10mを移動する距離から求めた。
  4. ポスター発表 山梨県の主要4河川における水質環境の長期的変動 第三回山岳科学学術集会 2017/12/16
  5. ポスター発表 富士北麓,西湖における水草・車軸藻類の分布の現状 第三回山岳科学学術集会 2017/12/16

上記以外の発表の総数

  1. 2005 2 1 1
  2. 2004 2 1 1
  3. 2003 4 2 2
  4. 2002 6 2 4
  5. 2001 2 2

受賞

  1. 最優秀ポスター賞 2003/10/12 千葉県安房小湊地先のカジメ群落の生産量と現存量.
  2. Poster Competition 2nd Grand Prix in Algae 2002(ポスター賞) 2002/07/22 Phylogenic study in the genus Codium (Chlorophyta) from Japan.

学外あるいは所属学部等外の組織との共同研究

  1. 2015/07/14-2019/03/31 山梨県富士山科学研究所 分担 河口湖の水質と生態系に関する研究 湖底湧水に関する潜水調査と水生植物の分布調査
  2. 2012/04/01-2016/03/31 お茶の水女子大学 代表 緑藻,ミル目の系統と進化 ミル目の藻類の形態観察と研究の取りまとめ
  3. 2009/03/28-2016/03/31 福井県立大学 代表 緑藻,シオグサ目とミドリゲ目の系統と進化 シオグサ目とミドリゲ目藻類の形態観察と研究の取りまとめ
  4. 2007/06/01-2011/03/31 山梨県,金沢星陵大学,山梨大学工学部 分担 自然公園内における湖沼の水質の向上に関する研究 山中湖に生育する水草・大型藻類の種類と現存量を明らかにした。

指導実績

  1. 修士学位論文指導 2017 3 2 1 大学院生3名に対し,日常的にも,調査・実験の際にも,学会や研究会でも,毎週1回の研究室ゼミ(論文講読,研究発表)でも,研究指導を行った。 12 999
  2. 修士学位論文指導 2016 2 0 1 M1の大学院生2名に対し,日常的に,調査・実験の際に,毎週1回の研究室ゼミ(論文講読,研究発表)でプレゼンや研究論文のまとめ方を指導した。 12 999
  3. 学部卒業論文指導 2016 2 2 1 卒研生2名に対し,日常的に,調査・実験の際に,毎週1回の研究室ゼミ(論文講読,研究発表)でプレゼンや研究論文のまとめ方を指導した。 12 500
  4. 学部卒業論文指導 2015 3 2 1 卒研生3名に対し,日常的に,調査・実験の際に,毎週1回の研究室ゼミ(論文講読,研究発表)でプレゼンや研究論文のまとめ方を指導した。 12 500
  5. 修士学位論文指導 2014 1 1 1 大学院生1名に対し,日常的に,調査・実験の際に,毎週1回の研究室ゼミ(論文講読,研究発表)でプレゼンや研究論文のまとめ方を指導した。 12 999

修士・博士論文審査

  1. 2017 主査 2
  2. 2014 主査 1
  3. 2013 主査 2

社会貢献活動

  1. YBSテレビ「#23 水草研究会 | 海と日本PROJECT in やまなし」のテレビ取材を受け,水草・大型藻類や,海藻類の生態学的役割などの情報提供を行った。 2017/09/03-2017/09/03 9月25日(月)11:25放送
  2. TBSテレビ「Nスタ」のディレクターから電話で要請され,研究室でインタビューを受けて,貢川に放流された錦鯉の生態系への影響に関する情報提供を行った。 2017/07/10-2017/07/10
  3. 第三回山岳科学学術集会 2017/12/16-2017/12/17
  4. 日本陸水学会甲信越支部会幹事会 2017/11/25-2017/11/26 日本陸水学会甲信越支部会第43回(2017年)研究発表会での幹事会に,幹事として出席し,今後の支部会の運営方針等について協議した。次年度から2年任期で副会長に選出された。また,研究発表会における口頭発表賞とポスター賞の選考を行った。
  5. 日本陸水学会甲信越支部会第43回研究発表会 2017/11/25-2017/11/26

国際交流・国際貢献

  1. 2011 山梨県衛生環境研究所,水産技術センター,総合農業技術センター,森林総合研究所との共同研究「生物利用型水質浄化システムの構築と応用に関する研究」の遂行
  2. 2011 2011年度教員免許状更新講習講師,2010年8月.
  3. 2011 日本藻類学会第36回大会において,研究発表3題の座長を務めた。
  4. 2010 日本応用藻類学会の発行する学術雑誌,「Algal Resources」への投稿論文(和文)に関して,編集委員会からの依頼により,論文の査読を行った。
  5. 2010 CSTワーキンググループ委員として活動し,CSTを受講している本学学生に科学的概念形成プログラムの一環として「生物学実験(花粉の大きさを測定してみよう)」の実験を半日の行った。

所属学協会

  1. 日本陸水学会甲信越支部会 2008/11
  2. 水草研究会 2008/02
  3. International Phycological Society 2007/06
  4. Phycological Society of America 2007/06
  5. 日本水産学会 2002/04-2016/12/31

学外委員

  1. 日本陸水学会甲信越支部会 副会長 2017/11-2019/11
  2. 「海でつながる山梨」プロジェクトの実行委員会  委員長 2016/06/01-2019/03/31
  3. 日本陸水学会甲信越支部会 幹事 2010/11-2017/11
  4. 日本藻類学会 評議員 2010/10-2014/10